首里城公園
2019年10月31日。月末の業務に追われていた私は、朝の4時ごろまで、次の日にお客様にお渡しする鍵の設置に追われていました。那覇市繁多川付近で作業をしていると、何やら警察や消防が慌ただしい。モノが燃えるときに出すパチ!パチ!いう大きな音も遠くから聞こえてくる。暴走族でも騒いでいるのか~、うるせーなーと思いながら、作業を続けていると、なんと!山が燃えているではありませんか!!首里城まで約2キロほどある場所でしたが、燃えている面積と方角から、間違いなく首里城が燃えているとはっきりとわかりました。急いで家に帰ってテレビをつけてみると、沖縄のシンボルである首里城が崩れ落ちていく姿が映っていました。私が沖縄に生まれて38年。当たり前のようにあった首里城。今はもう見ることすら出来ません。みなさんは”当たり前”という言葉をどう思いますか?家族や友人、自分とかかわる人たち、縁あって出会った人たちは当たり前では
ありません。私の好きな言葉に”ありがとう”という言葉があります。その言葉の反対の意味が”あたり前”だとすると、感謝を忘れたときに当たり前になってしまうのかもしれません。首里城を間近で見たことが無いこの私。一日でも早く立派な首里城の姿が見れる日を心待ちにしております。